昨日、史上最高齢の80才で世界最高峰のエベレストの登頂に成功した三浦雄一郎さんに大きな拍手をおくりたい。登山は下山が注意というが、登頂後7980mの1次キャンプまで下山に成功したと聞きほっとしている。

田部井さんが言っておられた必要な気力、体力、財力、仲間の4つが備わってまさしくできた偉業である。 特に「絶対この夢をかなえてやる」という強い執念、情念をもち慎重に事を運んできた結果である。 ちょうど今読んでいる稲盛和夫の「生き方」に相通ずるものがある。こうありたい、こうやりたいと人が思ったらそれを強烈に思い続け情念にまで高めてゆくその心意気だとても大事である。 そして具体的に計画に移す時は、慎重かつ細心の注意を払って厳密にプランを練ってゆく・・・・・その強い情念と老いのリスクを想定した慎重な計画に、脱帽である。

曽野綾子、伊達君子、稲盛和夫と、私が尊敬というか素敵な生き方を感ずる方たちだが、加えて三浦雄一朗さんも同様の先人である。 私もどこまでできるかわからないが好きなフライフィッシングをせめて70歳までは続けたいと思っている・・・
    
出典: The wallstreetジャーナル miura dolphins/European Pressphoto Agency
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