日本専門チャンネルというチャンネルがあります。一昔前の日本の名ドラマをやっています。
不毛地帯、白い巨塔、男たちの旅路、華麗なる一族、探偵物語etc・・・・過去見損なったドラマを観ることができて今ハマッテいます。 その中でとくに名作だと思うのは「北の国から」・・・以前、ビデオで観たのですが、何度観ても感動します。

集団就職で東京に上京し結婚し・・でも結婚に破れた五郎(田中邦衛)が子供二人(純と蛍)連れて故郷の北海道に帰って来るところからドラマは始まります。
子供と三人、廃屋での暮らしが始まります。
「水道の蛇口がどこにもないのですが」
「当たり前です。水道は引いてありません。」
「ヘエ~」
「沢から汲んでくるんです。」
都会の生活に慣れてしまっている子供と五郎の会話でわかるように、最初は水道も電気もない生活です。圧巻なのは吹雪で車ごと雪に埋もれてしまった五郎の義妹と子供を捜すシーン。吹雪なので車は動けない。そんな時馬の引く「そり」が彼らを見つけます。馬は吹雪の中でも走るんですね。そして人間を見つけることができる。もう、役に立たないと思われていた老馬です。
7無題














厳しい自然の中で暮らしているので近所同士助け合っていく姿にも心打たれます。
便利さに慣れてしまっている我々の思い上がりを反省させられます。出演者も今は亡き大友龍太郎、大滝修二、地井武男・・など名優揃でいい味を出しているのも嬉しいです。
もしかして・・・日本で一番素晴らしいドラマかも・・・なんて感動しているドキンです。