先日首都圏外郭放水路を見学した。場所は春日部市のはずれにある。 東武線の南桜井駅から徒歩で30分の距離にある。降りて里川沿いを歩く。天気も良くのどかな田んぼと里川である。歩くだけで気分が良い・・・
やがて放水路に到着。 昔この一帯は大雨のたびに浸水を繰り返してきており、それを防ぐ目的でこの放水路が造られた。中川、大落古利根川、倉松川、幸松川の水嵩が上がると、各々の立杭に貯め、江戸川に放水するシステムであるが、江戸川に放水する前に貯める巨大空間が今回見学した放水路である。

100段を超す階段を下ると、そこはまさしく「地下神殿」であった。
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気温は間違いなく10度弱は低い。 奥行177m、幅78mの神殿である。ここから江戸川に放水するのだが、その量は1秒間に25mプール1杯分を放水できる巨大ポンプが設置されてるという。
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東京にはこんなに巨大なものはここしかないという。 いやはや驚いた。