4月に兄が亡くなったため、家、預金等の相続税の申告をせねばならなくなったが、ネットで国税庁のHP読んでいるうちに、コロナで活動が自粛している今なら自分でできそうだと思い相続税の計算/申告を税理士に頼まず自分でやって見る事にした。

ご承知のように具体的な相続税の疑問や計算についてどこの税務署でも予約をとる事が必須になっているがどこも混んでおり予約が1か月以降になる事もザラである。電話相談は一般的な事しか教えてくれないので、いざ具体的な疑問がいろいろある場合、なかなか聞きたい事が聞けず、従って税理士にまかせてしまうのが大半だと思う。

今回自分でやってみて相続税の控除,仕組みがわかり大変役になった次第である。

まず基礎の金額を計算するのにEXCELを活用する事。相続税に関しては国税のHPの他にネットで種々の参考ページがあるので検索するとよい。 税務署で配布する1cm位の厚さの相続税申告の説明書は全く見なかった。自分の疑問がどこに書いてあるのか見つけるのに1苦労するし、説明の難しい部分の易しい解説が掲載されてないからだ。

a.全体を知るには国税庁の下記が役に立つ。ここから必要なPDFを参照するとよい。
    https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/index.htm
b.知りたい事・疑問は下記のタックスアンサーで疑問点を参照するとよい。番号別に疑問の項目が 載っている。
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/souzo301.htm
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/souzo302.htm
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/souzo303.htm
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/souzo304.htm
c.相続税の計算シュミレーションには、下記のページがあるが、
    https://www.keisan.nta.go.jp/sozoku/yohihantei/top#bsctrl
  私が使用したのは、民間だがそのまま申告にも使える下記がBESTだ。用紙も税務署の用紙と同じで記入後そのまま税務署に提出をした。領収書などを整理し、金額をEXCELLに整理したあとに、相続税計算/書類作成にこのソフトを使うとよい。
     https://minatosc.com/

d.特に私が注意したのは、4168「 相次相続控除」、4157「 相続時の2割加算」、4124「 小規模宅地などの特例 」であるが、「 小規模宅地などの特例」は非常にわかりずらいので、是非他の民間のHPを参考にしてほしい。 (番号はそれが書かれているタックスアンサーの番号)
146925m